国内版もZ3シリーズについても別にまとめてみようと思います。
今回はSO-02Gで行いますが、Z3シリーズなら同じ手順で可能です。機種名を読み替えてください。
まず、D6603/D5803のビルド23.0.A.2.938でroot権限を取得してカスタムリカバリを導入しておきます。それについては前回の記事を参考にどうぞ。
今回は、国内版に国際版のftfを焼く場合はSYSTEMとKERNELだけ焼けばOKです。ExcludeではPARTITIONにチェックを入れてください。
準備するもの
・SO-02G_23.0.B.1.13_docomo.ftf(root権限を取りたいバージョンのftf)・twrp_prerooted_Z1f.zip(Z3シリーズにも使えます)
・SuperSUのzip
・7-zip Command Line Version
prerooted.zip作成の手順
7-zipコマンドライン(7za.exe)とSO-02GのftfをC:\Flashtool\firmwaresに配置しておきます。そして、「firmwares」フォルダをShiftキーを押しながら右クリックで、「コマンドウィンドウをここで開く」を選びます。
コマンドプロンプトが開いたら以下のコマンドを実行して、ftfからsystem.sin、kernel.sinを取り出します。
7za e SO-02G_23.0.B.1.13_docomo.ftf kernel.sin
7za e SO-02G_23.0.B.1.13_docomo.ftf system.sin
Flashtoolを起動して、tools→Sin Editorで「kernel.sin」を開いて「Extract data」ボタンをクリックします。
同様に「system.sin」も開いてExtract dataしてください。
処理が完了すると、「kernel.elf」「system.ext4」の2つのファイルが作られます。
zipにこれらのファイルを追加します。
先ほどと同じ手順でコマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行します。
7za.exe a -tzip twrp_prerooted_Z1f.zip kernel.elf
7za.exe a -tzip twrp_prerooted_Z1f.zip system.ext4
ファイルの追加処理が終わればprerooted.zipの作成は完了です。
Xperia側の内蔵ストレージやSDカードなどにSuperSUのzipと一緒にコピーします。
prerooted.zipのインストール
Xperia側でTWRPやCWMなどのカスタムリカバリーを起動します。(好きなほうで良いです)メニューのinstall zipから、作成した「twrp_prerooted_Z1f.zip」とSuperSUのzipをインストールします。インストールが終わったら、Wipe Cacheして再起動します。
これで完了です。
Root Checkerなどで確認しておくと良いと思います。成功してたらSuperSUのダイアログが出ます。
Z1fと同じprerooted.zipが使えるということはricは変更されていないようですね。
参考:【ROM焼き】SONY Xperia Z3 root2 レス番号208
質問失礼致します。
返信削除AndroidのRoot化については素人なのですが、こちらを実行することによって、おサイフケータイが使用不可になるなどのデメリットは発生するでしょうか?
出来るんだから自分でやってみたら
削除NFCは使えましたよ